万能細胞のQ&Aをご紹介しましょう。
Q1)ES細胞やips細胞から歯を再生することは可能なのでしょうか?
A1)歯は生活をするうえで、なくてはならない身体のパーツです。
歯の再生医療を目指す研究は、日本国内でも行われています。
歯の根元にある「歯槽骨」は、骨髄の幹細胞移植で再生する方法が実現しているので、将来的にはES細胞やips細胞から歯自体も再生できるとされています。
Q2)万能細胞で癌は完治することはできますか?
A2)ES細胞やips細胞を使って、身体の中の臓器や骨などのパーツを作り出すことは可能なので、癌を治すというより、癌に侵された臓器を健康な再生臓器と入れ替えることが可能なようです。
そうなれば臓器移植により、免疫抑制薬等を飲み続けるようなこともなくなります。
Q3)ips細胞とは、何を略した言葉ですか?
A3)ips細胞とは、induced(人工的に誘導)、Pluripotent(多能性)、Stem sell(幹細胞)の事で「人工多能性幹細胞」のことです。
研究に成功した、京都大学再生医学研究所の山中伸弥教授が最初に使った名前です。
Q4)日本は国としてips細胞研究を支援しているのですか?
A4)科学技術振興機構(JST)などが、山中教授のips細胞研究成功の結果を受け研究支援を決定しました。
この決定は日本政府としては異例の迅速さで決められたそうです。